一人っ子という病気

一人っ子という病気


昔、ある本で、「一人っ子は、それだけですでに病気である。」
と言うような文章に出くわしたことがあるが、
自分のことを鑑みて、つくづくその通りだと思いますね。

まず、兄弟喧嘩なんかしたことがないから、社会性が育たない。
いつも一人でいる事が多いからから、他人との協調性がない。
物質的にはあまり苦労はしないから、ハングリー精神に欠ける。
「三つ子の魂、百まで。」と申しますので、これは直らないわな~

一人でいることが好きな性格なんかは、
必ずしも一人っ子に限った話ではないので、
生れながらの気質も関係しているのでしょうけどね。





イチローは、お兄さんがおられました。ごめんなさい。


一人っ子のいい処と言えば、
あんまり「世間体」を気にしないわが道をゆくタイプが多いので、
才能があれば、天才に育つ可能性もあるという事。
イチローなんて、その典型。
でも、大抵の人は、独りよがりの我儘で終わってしまうでしょう。

なんにしろ、社会性協調性のない性格は大変困ったものであります。
と言うか、自分が著しく協調性に欠ける人間であるという事を、
この歳になって気が付いたのでありました。

南無阿弥陀仏。。。