続いて「罪と罰」を読む

続いて「罪と罰」を読む


こちらは、読みやすいです。すんなりと話に入っていける。
やはり、貧乏人のお話だからでしょうか?(笑)



フェードル・ドストエフスキー(1821~1881)

私の尊敬する故青木雄二さんは、名作漫画ナニワ金融道を書き始める前に、
この罪と罰を、繰り返り繰り返し、
本に線を引いて熟読したと、その著書で書いておりました。
「お酒を飲むなら、いいお酒を飲まないと。」と。





黒澤明の映画「天国と地獄」(1963年)の
山崎努演じる誘拐犯人のキャラクターに、
この小説の主人公ラスコーリニコフの影響が見て取れるのは、
だれの目にも明らかですね。




最近知ったのですが、
これまた私のご贔屓の刑事コロンボコロンボ警部のモデルは、
見た目が冴えないが推論や心理テクニックを駆使して犯人を追い詰めていく
有能なポルフィーリ・ペトローヴィチ予審判事なのだそうです。(wikiより)
私は、初めてこの本を読んだ高校生の時にはそんなことには気づきませんでした。





世界に名だたる文学作品ですので、その影響は計り知れないでしょう。
じっくり、ゆっくり読んでいきたいと思います。