優先座席と子供(ガキ)

優先座席と子供(ガキ)




写真は、ネットから拝借しました。


通勤で、電車を毎日利用しているのですが、いつも疑問に思うことが一つ。

電車が満員の時に、優先座席に小さな子供を座らせて、自分も優先座席に座る母親が異常に多いこと。お年寄り

が近くで立っていても、知らん顔をしている。



優先座席は、お年寄りや体の不自由な人のためのものじゃないか
と憤慨して、よく説明文を読んでみると、なるほど「乳幼児をお連れの方」とも書いてある。
でも、ちょっと、趣旨が違うんじゃないか?小学校1年生くらいの子供まで、優先座席に座らせている母親が、実に多い。
確かに、子供を連れて外出するのは、親にとって大変疲れることだろうし、子供を電車の中でおとなしくさせておくためにも、席に座らせてやりたい、自分もゆっくりしたいという気持ちもわからないでないが、子供はこれからたくましく成長していかないといけない存在。こんなに過保護でいいのでしょうか?
文化人類学ルース ベネディクトは、「日本人は年寄りと子供をことのほか大事にする。」と書いていましたが、こういうのは、大事にしているのではなくて、単なる親ばかにすぎないと私は思うんですが。

※ちなみに、京阪電鉄のホームページの優先座席の説明には、

優先座席を各車両の大阪方に設置しています。お年寄りや体の不自由なお客さま、妊娠されているお客さまに席をお譲りくださいますようお願いいたします。

とありました。子供(ガキ)のことは書いてないぞ!