映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」を鑑賞する!

映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」を鑑賞する!



2017年 アメリ


私は、本質的にホラー映画は嫌いです。ちっとも怖くないのであります。というか、観客を馬鹿にしているような気がしてしまう。
でも、この映画は、スティーヴン・キングの原作だというし、ネットの評価も随分高いので、観てみることにしました。「キャリー」(1976年)スタンド・バイ・ミー(1986年)ショーシャンクの空に(1994年)も大好きな映画ですから。




で、やはり、あんまり怖くなかった(笑) スタンド・バイ・ミーのホラー版と言ったところでしょう。「恐怖」を克服する事によって、子供たちが成長する過程は良く描けていると思いましたが、さほど面白くなったです。
ただ、感心するのはアメリカ映画の子役たちの演技の上手さですね。どうやって教育しているだろうか?と不思議に思う。ほとんど子役の演技だけで1本の映画が成り立つんだから、大したものです。
それに引き換え、日本映画の子役たちの演技の臭いこと

さすが仲代達矢の末裔だけのことがあって、ワザとらしい、大げさ。。。文化の差と言ってしまえばそれまでですが、これはどうにかならないものでしょうかね?



「泥の河」〈1981年)みたいな例外もありますが。