2018-05-24 フィリップ・ロス死去 墓碑銘 フィリップ・ロス死去私にとっては大変懐かしい名前をネットで見かけました。「フィリップ・ロス」生意気な文学少年であったころ、意味もあんまりよく判らずに背伸びして読んだ作家。確か、「現代世界の文学全集」とかいうのがあって、その1冊に、この方の『さようならコロンバス』と『素晴らしいアメリカ野球』が、収録されていました。映画化もされた『さようならコロンバス』は、映画「ある愛の詩」とは正反対の、ほろ苦い青春文学でした。他にも、カフカの「変身」のパロディのような『乳房になった男』、『ルーシィの哀しみ』、『ポートノイの不満』。。。昔はよく本を読んだなあ、今は読まないなあと反省する次第であります。合掌