フィリップ・ロス死去

フィリップ・ロス死去




私にとっては大変懐かしい名前をネットで見かけました。
生意気な文学少年であったころ、
意味もあんまりよく判らずに背伸びして読んだ作家。
確か、「現代世界の文学全集」とかいうのがあって、
その1冊に、この方の『さようならコロンバス』『素晴らしいアメリカ野球』が、収録されていました。



映画化もされた『さようならコロンバス』は、映画「ある愛の詩」とは正反対の、ほろ苦い青春文学でした。
他にも、カフカの「変身」のパロディのような『乳房になった男』『ルーシィの哀しみ』、『ポートノイの不満』。。。
昔はよく本を読んだなあ、今は読まないなあと反省する次第であります。

合掌