映画「犬ヶ島」を鑑賞する!

映画「犬ヶ島」を鑑賞する!



2018年 ドイツ アメリ

西洋人が作った日本
を舞台にした映画には、随分変なものが多いですが、この映画は、日本文化への尊敬に満ち溢れていて、私は大変好感を持ちました。よく日本文化を研究していると思う。
ウェス・アンダーソン監督自身の弁では、特に黒澤明宮崎駿両氏への尊敬の念が、この映画には反映されているそうです。なるほど、映画七人の侍(1954年)を彷彿とさせるシーンも出てきますが、私が何より感心したのは、普通の日本人ならもう知る人も少ないであろう映画酔いどれ天使(1948年)の中の「小雨の丘」早坂文雄作曲)という曲が効果的に使われていた事です。随分と黒澤マニアなんですね~^^(宮崎駿作品の影響に関しては、私はよく判りませんでした。)



この映画に登場する日本人の顔に違和感を感じる方は、日本のアニメの見過ぎですね~ これは、人種差別でもなんでもなくて、大抵の日本人はこんな顔をしているんです!現実を直視しましょう(笑)

日本語の間違いも殆どなく、ディテールを楽しめる映画でした。DVDになったら、もう一度見よう。