今頃、映画「ソルト」を鑑賞する!

今頃、映画「ソルト」を鑑賞する!

2010年 アメリ




「ウォンテッド」「チェンジリング」のアンジェリーナ・ジョリーが二重スパイの容疑をかけられ、仲間たちから追われる身となったCIA分析官のヒロインを演じるサスペンス・アクション。監督は「今そこにある危機」「ボーン・コレクター」のフィリップ・ノイス
 イヴリン・ソルトは、相手のどんな嘘でも見破る優秀なCIA分析官。ところがある日、CIA本部でロシアから逃亡してきた謎の密告者を尋問していた彼女は、突如、窮地に陥ることに。密告者が、大統領暗殺の命を受けたロシアのスパイがニューヨークに潜伏中であること、そしてその名前はイヴリン・ソルトであると告白したのだ。何かの罠だと必死に訴えるものの、同僚たちは誰も耳を貸そうとしない。追いつめられたソルトは、ついに決死の逃亡を企てるのだったが…。
<allcinema>

この手の、アクション映画は大好きなので、期待して観ました。
ただ、主演のアンジェリーナ・ジョリーが、私はどうもいけ好かない
「強い女性」「自己主張する女性」の代表格のような人ですね^^;




ハラハラドキドキ、どんでん返しに次ぐどんでん返しの良くできたお話でした。アンジェリー・ナジョリー 体を張った(と思われる)演技も素晴らしい。例によって、ソ連の栄光を懐かしがるロシア人の残党の陰謀によって、危機に陥るU.S.A.
。。。
こういう映画を、フェミニズム映画と呼ぶのかどうかは知りませんが、女性が世界の危機を救うという設定は、明らかに今風であります。




ただ、例によっていちゃもん付けさせていただきますと、映画を観終わったあと感じたのは、「別に主役がトム・クルーズでもいいじゃないか?」という疑問です。この映画の女性ヒーローは、明らかに男性ヒーローのコピーです。ネットで調べてみたら、この映画の企画は、もともとトム・クルーズ主演の予定だったとか(笑)

私は、(日本では大きく遅れていると言われる)女性の社会進出自体は、良いことだと思うのだけれど、男性と女性では明らかに性差があるはずです。女性が男性のコピーを演じるだけでは、あんまり意味がないのでは?と考えてしまいます。女性には男性にない新たな価値観で、社会に貢献できるのは?